kou art gallery


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 市松人形を抱いた外人さんのポートレート。
なで肩で小柄だからか、市松さんがよく合っていて好きな写真なのです。

さて、この外人さんは誰だか分かりますか?
ヒントはやはり、小柄というところかな。



 正解は、この絵の作者。
フランスの画家 トゥールーズ・ロートレックです。 
退廃的な雰囲気の中に、
そこに住まう人々の活気が感じられる素晴らしい作品をたくさん遺しました。

感性の鋭い人だったんだろうなぁ・・・。当たり前か。
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 ロートレックの作品はもちろんですが、ポートレートにも心惹かれるんです。

彼は遺伝子疾患で身体が成長せず、小柄でした。
それゆえ受ける差別の経験が、
世間から後ろ指を指される踊り子や娼婦の世界を描かせたと言われています。 

辛い思いをしても、ロートレックの写真の表情は穏やかなのですよね。
この下の写真は特にユーモラスで優しげで好きです。
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何故ロートレックなのか!?ということですが、
特に意味は無いのですよ。

画像の整理をしていた時、フォルダから出てきたので
ちょっと使ってみました。
 なんとなく調べてみると、来年秋に三菱一号美術館にて
ルドンやロートレックの展示があるのだそう。
ここはいつも素敵な展示なので、行けるといいなぁ・・・。




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 久しぶりに万博公園へ出かけてきました。

ここは案の定空いていて、
のんびりと美しい景色を堪能することが出来ましたよ。
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今回初めて知りましたが、
ソラードという空中観察路があり、
上って行くと300メートルに渡って、
高いところから木々を楽しむことが出来るのです。

素晴らしく素敵でした。
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万博には紅葉の他にお目当てがあったんです。

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 大阪の万博が催されたのは1970年。
来年でちょうど50周年となります。

今、太陽の塔の内部が観覧出来るんですよ。
前日までの事前予約が必要ですが、
是非見てみたいと思っていました。
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 つくづく不思議な塔だと改めて眺めていました。
こういうのに理由は要らない、
とにかく惹かれるのです。

 ここに顔があり、その真横に手を付け、てっぺんにも顔!
絶妙なバランスです。
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 後姿。
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塔の出口あたりに 、
太陽の塔が形になるまでの構想デッサンが展示されていました。
この段階では、顔が縦にずらっと・・・。
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そしてこうなったのですね。
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 塔の内部に入る前のスペースです。
当時の時代感溢れるBGMと展示。
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 ここが内部に入ったところ。生命の樹です。
これ以降、撮影禁止に。

螺旋状に階段を上がって行くと、
最終的には腕の部分に到達します。
生命の樹のまわりには原生類から始まり、
哺乳類までの生き物が展示。
所々で係員による説明があります。

思いのほか高いのと螺旋と音響の効果か、
怖かった・・・。
 でも一度は見ることが出来てよかった・・・。

太陽の塔への愛が更に深まりました。

最寄駅近くまで帰って来た時は、
流石にくたびれていて!
けれど万博を目一杯満喫した良い一日でしたよ。



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 日本橋の国立文楽劇場。

チケットをプレゼントしていただき、出かけました。

文楽は結構長丁場。
なんと午前11時からほぼ午後3時まで!

けれどそれを感じさせない舞台でした・・・。
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客席はほぼ満席で、古くからのファンがほとんど、
東京から遠征で来られている、
コアな雰囲気の方もちらほら。
もちろん、「文楽女子」というような方々もありました。

初心者でもリラックスして楽しめるということ。 
敷居は決して高くないです。
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文楽の演目は「心中天網島」という近松のものでした。

 最初に太夫、三味線の登場。
そしておもむろに人形の登場。
実物見ると、顔は小さくてとてもスタイルが良いのです。
お顔を出した人形遣いさん(主遣い)に二人の黒子さんの 合計3人で
一つの人形を操ります。

オペラグラスで人形の細かな表情やしぐさを楽しみました。
三人の息の合った動きも素晴らしい。
そして主遣いさんの表情にも自然と目が行きます。
あくまで主役は人形、なので人形遣いは目立たぬように・・・
そういうことなのでしょうか。

太夫・三味線・人形遣いの妙。
すごいな、と思います。
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 話の筋は、こちらでどうぞ

皆さん、厳しい修行を積まれた方たち。
そんな技の集結した舞台ですが、押しつけがましくなく
終演後には何やら爽やかな気分。

そして、
文楽は後からじわじわくるのだなぁというのが実感です。



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